2013年8月15日(アヴェ・マリア)

山影青生・個人セッションメニューはこちら★
18時半ごろ、
閉館前の図書館に本を返しに行こうと
家を出ました。

本当はもっと早くに家を出るつもりだったのですが
あまりにも強烈な日差しに尻込みして
だらだらと部屋ですごしていました。
そして、「明日でもいいけど、まあ行くか!」
と気合を入れて、外に出ました。

近道をしようと、近くの教会の敷地を通ると
聖堂に人が集まっている気配があります。
こちらの教会の平日のミサは早朝のはずです。

開け放たれた扉をのぞいてみると
「アヴェ・マリアの祈り」を繰り返し唱える声が聞こえてきます。
聖堂の後列では、ライトグレーの修道服をまとったシスターたちが
熱心に祈りを捧げていらっしゃいます。

今日、8月15日は終戦記念日であるとともに
「聖母の被昇天」の日だったことを思い出しました。

:+:-・:+:-・:+:-・:+:-・:+:

7年ほど前、聖母マリアに助けていただいたことがあります。

そのまま部屋でひとりで死ぬはずだった僕は
青い光に包まれて痛みがやわらぎ、導かれるように外に出て
土曜日の診療時間終了間際の病院までたどりつきました。
そして、運よく診察を受けることができ、即入院しました。
「それにしても、よく歩いて来られたね」
体温が41.8℃あり、異常なほどの白血球の量だったそうです。

翌日、精密検査に向かうために廊下に出て
歩こうと懸命に足を動かしていると
「この方、無理よ。とても歩けないわ」
修道服のシスターが車椅子を持ってきて
診察室まで押してくださいました。
車椅子に乗りながら、中庭にあった聖母マリアの白い像を見て
助けていただいたんだと、はじめて涙があふれました。

そのとき、車椅子を押してくださったのも
ライトグレーの修道服をまとったシスターでした。

:+:-・:+:-・:+:-・:+:-・:+:

祈るシスターたちの脇を通って座り、
一緒になって「アヴェ・マリアの祈り」を
唱えることができました。

司祭のお話の中で、戦没者の方たちのために
黙祷をささげることもできました。
黙祷の中で、僕は不思議なほど滑らかに、祈りの言葉を捧げていました。
戦没者の方たちが白い光に包まれていく姿を見ていると
ちょうど黙祷が終わりました。


貧しい人も、病気の人も、老齢の人も
みすぼらしい格好で訪れた僕のような人も
同じように祈ることができる
教会という場所が僕は好きです。

いのちの源である神(大霊)は
すべての人々の親のような存在です。

肉体を持っているどんな人にも
肉体を持たないどんな人にも
同じようにいのちを注ぎつづけています。

その仲立ちをして
地上の人たちのために祈っている聖母マリアとともに
今日こうして祈りを捧げられた幸運に
感謝の喜びがあふれてきます。

☞ 関連記事


カテゴリ
最新記事
リンク
月別アーカイブ
過去記事検索