2021年9月後半通信★「光の道」から「黄金の門」へ：魂回復セッション神秘学的解説

公開

2021年09月16日(木)

こんにちは！　ミディアム山影青生です！

「魂回復セッション（RSセッション）」は
そもそもFAP療法（上級）のミニマムプロトコルを土台にはじめたもので
今でも「ミカエルの剣」（僕のつけた名称ですが）に関しては
そのまま借用をしています。

以前から神秘学研究家（神秘学徒）だった僕は
「魂の自由」を得るためには、「光の道」（光の照らす道）をとおって
「黄金の門」の境域に到達する必要がある
という概略図を知っていました。

そのため、「光の道」の途中で待ちかまえる蛇たちをあらかじめ退治し
「黄金の門」の掛金を閉ざしている獣を降伏させるために
「ミカエルの剣」が有用だと、すぐに結びついたのです。

そこから、この冒険の旅を支援してくれそうな
神秘学にまつわる概念を少しずつ揃えていくにしたがって
およそ850個ほどの概念存在からなる
現在の「魂回復セッション（RSセッション）」が形づくられていきました。

1885年、メイベル・コリンズが「Light on the path」の最初に掲げた
神秘学徒のための「4つの心構え」があります。

Before eyes can see, they must be incapable of tears.

Before ear can hear, it must have lost its sensitiveness.

Before the voice can speak in the presence of Masters,
it must have lost the power to wound.

Before the soul can stand in the presence of Masters,
its feet must be washed in the blood of the heart.

この一番目と二番目に、順番に没入して、魂の性質とするうちに
魂は「光の道」をとおって「黄金の門」の境域に到達できることが
続く著作のなかで解説されています。
（三番目、四番目は、さらに先のステップについての記述です）

解説のなかで、イギリス人であるメイベル・コリンズ嬢は
「ミディアムやスピリチュアリズムの連中は
こういう魂の準備をちゃんとしないで急いで霊界に入ろうとするから
狂ったり自殺したりする奴が後を絶たないんだ！」
と、少々ご立腹でもありました。

この「魂の準備」というのは
「光の道」の途上にいる蛇たちをすべて退治し
「黄金の門」にいる獣を降伏させることを指しています。

現在、「魂回復セッション（RSセッション）」は
神秘学的な観点からすると
まさにこの「魂の準備」を安全に導く役割を担っています。

つまり、「光の道」をとおって「黄金の門」を開くところまでを案内する
魂の冒険旅行のツアーガイド兼ボディーガードという役割です。

はじめは僕が自分自身のためや
親しくしているミディアムシップの生徒さんのために
試行錯誤を楽しみながら研究していたことだったのですが
魂の旅における「光の道」の蛇退治と、「黄金の門」の獣退治を
外的世界でのセッションとして提供できるようになってきた現状に
なんだか不思議な高揚感を感じています。

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